アケコン界でドンドン名を上げてきている「razer panthera」
ですが新しいモデルである「パンテラEVO」のスペック・レビュー及び
前作無印パンテラとの違いを比べていきます。
目次
①各性能比較表
まずはわかりやすくEVOと無印パンテラの性能を表に纏めてみました。
アケコン名 | パンテラEVO | 無印パンテラ |
レバー | 三和 引き分け | 三和 引き分け |
ボタン | オリジナル ✕ | 三和 ○ |
遅延 | 最速クラス ◎ | かなり早い方 ○ |
ボタン配置 | ビュウリックス 引き分け | ビュウリックス 引き分け |
静音性 | 普通 引き分け | 普通 引き分け |
L3・R3ボタン配置 | 天板だが押し間違い△ | 天板 押し間違い○ |
パーツ交換の容易性 | ネジで開閉 ✕ | 簡単 ○ |
イヤホンジャック | 有り ○ | 無し ✕ |
大きさ・重量 | 2.1kg 小さめ | 3.43kg 平均サイズぐらい |
次から各要素について詳しく解説していきます。
②パンテラEVOのレバーは三和製
まず一番気になるレバーですがパンテラEVOは三和製を採用しています。
前作の無印パンテラも三和製なのでここは変わりなしですね。
三和レバーはゲーセンの筐体で一番採用されているモデルなので
初めてアケコンを購入する人には一番無難な選択肢でグッドですね。
③パンテラEVOのボタンはオリジナルの「メカニカルスイッチ」
次に気になるボタンですがパンテラEVOはオリジナルの
「メカニカルスイッチ」
というものを採用しています。
これが中々のクセモノで管理人は触ったときにそういう風には
感じませんでしたが
「ボタンが引っかかって押して無いボタンが押される」
「ボタンが押したまま戻ってこない」
という感想(というより悪評?)が散見されます。
なのでもしEVOを買おうかなと思っている方は
最初から交換用の三和製ボタンを用意しておいた方が良いです。
前作の無印パンテラは三和製ボタンなので交換の不要という意味では
リーズナブルで多少分がありますね。
④パンテラEVOの遅延は最速クラスで優秀
遅延に関しては
こちらの海外の方の検証データからの引用になりますが
比較対象は市場に出てるアケコンでは一番最速と言われる・・
Qanba Drone BBTAG(ファイティングエッジ刃と同程度スコアと
言われる最速クラスアケコン)
このQanba Drone BBTAGとほぼ同じスコアを出した為、データ
から行くとまず間違いなく自作アケコンを除けば遅延データは
最速クラスであることは間違いないです。
一方の無印パンテラですが他アケコンと比べてもかなり早いけれども
ファイティングエッジ刃には劣るデータが各所から出ているので
遅延データに関してはパンテラEVOの方が優秀です。
⑤ボタン配置はどちらもビュウリックス
ボタン配置に関してはどちらもいわゆる「ビュウリックス」配置に
なります。
・ボタンとレバーの間隔が近め
・ボタンの並びが比較的横並び
・・と現在ゲーセンの筐体で一番採用されている配置なので
アーケード勢は比較的すんなりやりやすいと思います。
アケ勢でなくてもクセのない配置なのでおすすめの配置です。
スポンサーリンク⑥静音性は特に考慮されていない
静音性に関しては元々パンテラ自体がゲーセンの筐体のスペックに
似せてあるのであまり静かとは言えず、他のアケコンとあまり
変わらないです。
これはEVOも無印パンテラも同じです。静音性を考慮するなら
上記リンクの三和の静音レバーの採用を考慮してもいいでしょう。
⑦L3・R3ボタンはどちらも天板にあるが・・
L3・R3ボタンについてですがまずパンテラEVOの配置ですが
天板のメイン攻撃ボタンの近くにありますが他に色々と入力デバイス
がゴチャゴチャしてて管理人の個人的所感になりますが
やや押し間違いのリスクがあるように感じられました。
対して無印パンテラですが
ご覧のように同じ天板にありますがタッチパッド以外は
余計なボタン等なく押し間違いのリスクは比較的低く感じられ
L3・R3ボタンについては無印パンテラの方が優秀に感じました。
スト5なんかは同時押しコマンドが多くL3・R3にボタンをキーコンフィグ
で割り当てる人も多いため大きく響いてくるポイントだと思います。
他のボタンに関しては昨今は大会などに試合中に間違ってスタートボタン
を押すとレギュレーションでそのラウンドは強制的に負け扱いに
なるルールを採用している大会が殆どなのでプロ志望・
大会上位入賞狙いの人はどれだけシビアに捉えても考えすぎ
という事は決して無いでしょう。
⑧パーツ交換は普通のネジでの開閉式
パンテラEVOのパーツ交換は天板からねじで開閉式の他のアケコン
と変わりありません。
対して無印パンテラは・・・
ご覧のように簡単にパカッと開けられるのでパーツ交換は
明らかに無印パンテラの方がしやすいですね。
⑨イヤホンはパンテラEVOにしか使えない
無印パンテラはイヤホンジャックが無いので
右側面にヘッドセット端子があるEVOの方が優秀ですね。
⑩パンテラEVOの方が軽い・小さい
重さですが公式からの引用になりますが
パンテラEVO・・・2.1kg
無印パンテラ・・・3.43kg
とEVOの方が軽く、また、大きさもEVOの方が小さいです。
軽いと持ち運びが楽になる利点がありますが
逆にプレイ時に力が入ったときに低板ごとズズズッと移動してしまう
可能性があるのでこればっかりはやる人によってどっちがいいかは
変わってくるでしょう。
⑪価格は・・・?
これは記事を執筆した丁度のタイミングで貴方が見ているとは
限らないので(笑)実際にリンク先で現在の相場を確認してください。
↓パンテラEVO↓
↓無印パンテラ↓
ただ、管理人が見たときはアマゾンでは無印のが人気があるのか
無印の方が1万円ほど高かったです。
まとめ:究極を求めるならEVO・そうでないなら無印
ここまで各要素をまとめてみましたが基本的には無印の方が
使いやすいですがやはりEVOは遅延データが最速クラスなのはかなり大きいです。
究極を求めるならボタンを三和ボタンに変えてパンテラEVOでしょう。
大会で一つの遅延も取りこぼしたくないなら尚更です。
ただ、「遅延はある程度優秀ならそこまで気にしないよ~」っていう
人なら無印がおすすめです。
正直遅延データ以外で魅力的に感じる部分があまり無いですね。
パーツも基本全て三和レバーと三和ボタンなのでいじらなくて
良いのもデカいです。
あとEVOには負けますが無印もかなり早い方なので遅延は優秀です。
プレイしないゲームソフトや本体やアケコン売ってアケコン費用の足しに
「あのアケコンやゲーム欲しいなぁ・・」と買おうと迷っていても
アケコンとかで高性能なものだと2~3万もして中々金策に困る方も
いるのではないでしょうか?
そういう時は家にあるプレイしなくなったゲーム(ソフト・本体)や
古いアケコンや漫画・CD・DVDを宅配買取で売るのもオススメです。
向こうから送られてくるダンボール等に詰めて送るだけ
「そうは言っても店に持っていくのも面倒くさいしねぇ~・・?」
という方もいると思います。
ただ、宅配買取だと
・詰めるダンボール
・外からの衝撃を和らげる緩衝材
・配達表(当然着払い)
などなど・・・全部業者からタダで送ってくれるのでそれに詰めて
送るだけなのでやることといえばネットでの申込みとダンボール詰め込み
なので本当に楽です。
お金も銀行振込で送られてくるのでわざわざ取りに行かなくて良くて
全部言ってしまえば「引きこもり状態で完結」するので楽です。
もしプレイしない
・ゲームソフト、本体
・アケコン等のコントローラー
・本・DVD
があれば買取してもらうのもありですよ。
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